シロアリ被害の原因

シロアリは何処にでも生息:建物はシロアリ生息の上に建っている

シロアリ生息

シロアリは土壌中に生息していますが、自然環境の変化や土壌汚染、土壌の掘り起こし等の変化に敏感で、生息環境の悪化により死滅してしまいます。何処にでも生息可能ですが、死滅により生息が見られない所もあり、そのような場所ではシロアリ被害は起こりません。

湿気は関係ない

コンクリートの隙間から侵入

床下がコンクリート構造(ベタ基礎・防湿コンクリート)であっても、シロアリ侵入は起こります。
お風呂場付近に湿気がこもり易い、布基礎で床下が土の建物であっても、お風呂場付近に全くシロアリ被害が起こっていない建物もあります。

シロアリの行動範囲

蟻道による行動

シロアリの行動範囲は広くありません。土壌中に生息しているシロアリは、女王アリを中心に行動しており、女王の移動は殆どありません。巣を中心にした狭い範囲の動きをしており、隣家や建物から離れた庭に生息しているシロアリの影響は受けません。土壌中から空間を移動する場合、写真の蟻道を作らなければ、土中以外を移動できません。


シロアリは何処にでも生息している

庭のシロアリ

建物の床下にもシロアリは生息しています。庭などに古材を放置してしまい、そこにシロアリ被害が起こっていると、何処かから古材を目指してシロアリが寄って来たと思いがちですが、古材を放置した近くにシロアリ生息があったからです。何処にでもシロアリ生息はあるのですが、均等に生息している訳ではありません。

建物と土壌の繋がりがシロアリ侵入経路

配管の隙間

床下が土の建物構造の場合、庭と床下部分が繋がっているように思います。コンクリートの床下構造の場合、土壌面がコンクリートに覆われており、土との繋がりが無いように感じますが、配管やコンクリートの打ち継ぎ部分に生じる隙間により、建物と土壌部分が繋がってしまっているのです。

シロアリ生息があっても

床下や建物周囲に生息があったとしても、建物に被害を与えるとは限りません。建物に対するシロアリ被害の侵入には、これという原因が無いに等しいのです。シロアリ被害が一度も起こらないお宅もあるのです。

シロアリの生息は何処にでもあります。建物に対して無造作に土の中を動き回っているなかで、土に対しての異物となる、基礎や束石、配管やドア枠などに偶々ぶつかったシロアリが動きを変え、建物木部材に到達してしまい被害を及ぼすのです。

「床下が乾燥しているから、シロアリ被害は起こらない」とか、「湿気た部分が多いからシロアリ被害が起こる」とかいう次元の問題ではありません。

築年数が古くても「シロアリ被害が無い」シロアリ薬剤散布をしていなくても「シロアリ被害が無い」床下が湿気ていても「シロアリ被害が無い」建物は沢山あります。

シロアリ被害の発生の原因は、土壌中のシロアリ生息に大きく影響されます。シロアリ生息があり、シロアリの行動範囲に、建物や床下に侵入可能な繋がりがあれば、シロアリ被害の起こる原因になってしまうのです。