悪質業者の手口

「ニュース」 2016年2月 埼玉県シロアリ業者行政処分 埼玉県ホームページ

シロアリ駆除・対策処理の検討には、情報の比較が大切

シロアリ業者の訪問販売による床下無料点検には注意してください。見えない床下に入り込み、シロアリ被害や床下の湿気・腐れ等による建物への影響を不必要に脅かす業者がいます。
シロアリ処理費用を安く見せかけたチラシにより点検を誘った手口もあります。

床下換気口にアミをつけませんか

床下の換気口にアミを取り付ける業者があります。それ自体はヘビやハチなどの侵入が防げますので、決して悪いことではありません。しかし、シロアリや虫が絶対入らないと言ったり、後日訪問し、「中にいる虫が出られない場合があるので床下から点検します」と言ってやってきます。

その結果、土台が腐っていてすぐに処置しないと大変なことになると不安をあおって、換気扇の売り込みをしたり、耐震金具?を取り付けたりします。

床下換気扇の取り付け台数は、目安として5~7坪に1台です。平均で3台位です。

床下換気扇     撹拌型換気扇   床下調湿材
参考価格:1台/5万円前後  1台/7万円前後   1袋/8千円前後

これらの商品はシロアリ対策には無関係です!!

シロアリには効果が無い 防虫ネットに蟻道

換気口にアミを付けても、シロアリや虫の侵入は防げません。とくにシロアリは換気口からの侵入はほとんど無く、建物の床下や周囲のシロアリは基礎の下から侵入します。

シロアリ被害のうそ?

シロアリ被害が無い状態にうそを言って、「シロアリがいます」というのは聞いたことがあると思いますが、その逆もあります。床下点検商法では、湿気や耐震補強金具などのしつこい売り込みを聞きますが、そんな業者でシロアリの知識が無い業者もいます。羽アリの出現で問い合わせのお宅で、1年前に床下点検してもらった時は「シロアリは大丈夫、湿気がひどいです」と言われたそうです。明らかにシロアリを見落としたのか、シロアリ対策の出来ない業者だったのでしょう。

埼玉県が業者に改善命令

2006年3月17日付け朝日新聞、北埼玉版でまた床下業者の記事です。「日本フレビス」旧・関東住機コーポレーションに対し、販売方法を改善するように特定商取引法に基づく指示処分と県条例に基づく勧告を出した。「床下にシロアリがいる」と嘘を言ったり、「サビで水道管に穴が開く」と不安をあおり、床下調湿剤や磁気活水器を販売した。シロアリは調湿剤では駆除出来ません。驚きです。

下水マスの点検

家の敷地に何カ所かコンクリート蓋の下水マスがあります。その清掃をする業者が、その後「圧力をかけて清掃したので、配管などが外れていないか床下から点検します」これも注意してください。清掃することは悪いことではありませんが、強引に換気扇等の売り込みをする業者もあります。

こんな時には注意が必要

*「今すぐやらないと」など、すぐに施工を強要する
*過剰な値引きをしてくれる
*見積や施工金額の提示がない・関係書類を置いていかない
*必要以上に不安をあおり、家がすぐにでも傷むような事を言う
*床下換気扇、調湿剤、耐震補強を勧める(シロアリに効果)
*使用薬剤や駆除対策方法の説明がない
*質問等に明確に答えてくれない

シロアリ調査・点検をすると床下換気扇や調湿剤など併用しないと効果が得られない等、シロアリ駆除に直接関係ない商品を勧める業者もいます。湿気とシロアリ駆除は全く関係ありません。

シロアリ点検調査時の注意点

*シロアリ被害の有無をはっきり説明してもらう
*シロアリの種類を特定してもらう
*シロアリ被害の進行状態を確認してもらう
*シロアリ侵入経路を特定してもらう
*使用薬剤、駆除対策方法を説明してもらう
*保証、アフタ-フォロの確認をする
*書面による駆除対策費用を提示してもらう
*シロアリ駆除対策と床下換気扇、調湿剤は別問題である
*シロアリ被害が確認されたとしても慌てない

契約してしまっても、クーリングオフという制度があります。慌てないで下さい。